サイズ選びが難しい赤ちゃん用の子供服の選び方
1歳までの子供服を選ぶ方法
子供服の選び方ですが、赤ちゃんの場合は大きく分けて6ヶ月までと、1歳までとで選び方が異なります。新生児は50センチ程度で生まれたとしても、1年で約30センチ身長が伸びることもあります。赤ちゃんの成長は早く、数カ月で身体も大きくなり、ハイハイできるようになったり歩いていたりということもあります。そのため、なるべく少し大きめのサイズを購入し、余った袖部分は折って着せるようにすると長い期間着ることができます。
生まれたばかりである赤ちゃんの洋服には、長肌着や短肌着を用意しておきます。寝てばかりの時期であるため、素材は吸水性が高く、汗をかいてもしっかり吸い取ってくれるものを選びましょう。また、赤ちゃんの頃は首がまだ据わっていないので、お着替えのしやすさから前開きのものを、そして手や足を自由に動かせるように、ゆとりがあることが必須です。
素材は、オーガニックコットンや木綿、ガーゼが汗を吸い取りやすく、肌にも優しいのでおすすめです。家にいることが多い赤ちゃんですが、生後1ヶ月以降は予防接種を受けるために外出するようになります。このとき、カバーオールやロンパースのような着脱しやすい衣類があると便利です。
6ヶ月以降になると首が据わるため、ハイハイや、早い子供だとつかまり立ちができるようになります。サイズも60センチ、70センチと大きくなります。そのため洋服選びにも違いが出てきます。首が据わる前は着せにくい上下に分かれた洋服を着ることができるようになります。このころになるとおしゃれをより楽しめるようになります。例えば、かぶりタイプのTシャツとズボン、ノースリーブワンピースなどです。つかまり立ちができるようになると、上下が分かれている子供服の方がおむつの着脱はしやすいです。
一般的な赤ちゃんの洋服サイズ
成長の早い0歳児の洋服は、赤ちゃんといえども幅広いサイズ展開がされています。何センチの洋服が合うのかは、生まれてこなければわかりません。一般的な大型ショッピングセンターや子供服売り場には、赤ちゃん用やキッズサイズの早見表があります。インターネット上にも年齢別の早見表が掲載されています。はじめての赤ちゃんの場合は、経験者の声を参考にしつつ、このような早見表も参考に用意しておくと良いでしょう。自分の子だけではなく、知人の子へ購入する際も同様です。この場合は知人へ直接サイズを聞くのがベストですが、難しい場合は早見表を参考にしましょう。
日本で販売されている子供服の多くは身長別になっていて、ほとんどの店が50センチからのサイズ展開をしています。乳幼児身体発育調査を参考にしても、0ヶ月から6ヶ月は身長が50センチから60センチ、6ヶ月以降12ヶ月未満だと60から75センチが平均であるため、服のサイズもそれに合わせて選ぶ必要があります。
しかしながら、これらはあくまでも目安となります。すべての赤ちゃんが同じような身長や体重ではないため、生まれる前から何枚も用意しておくのではなく、標準の60センチ程度を数枚買っておいて、生まれてからいくつか買い足すのが良いでしょう。赤ちゃんの成長は早いですから、標準サイズよりも少し大きめを買っておくと、想定よりも大きくが生まれたとしても着せることができます。
子供服を選ぶときに注意すべき点
赤ちゃん用の子供服を選ぶときには、配慮しておくと良いことがいくつかあります。まず、選ぶ子供服は、なるべくボタンがないものにすることです。赤ちゃんは何でも口に入れてしまいます。万が一取れかかっていたボタンをちぎって口に含んでしまうと、それをのどに詰まらせてしまう危険性もあるためです。襟がない子供服を選ぶこともポイントです。赤ちゃんは、ご飯のときなどのほかにも飲み物を飲むときなどによだれかけを付けます。襟があるとよだれかけを付けるときに邪魔になるため、ないものを選びましょう。
デザインや装飾以外にも、どこで子供服を購入するのかにも配慮が必要です。赤ちゃんに限らず子供は活発であるため、特に歩けるようになった子は目が離せません。そのため一緒に子供服を買いに行くのも大変です。
インターネットショッピングなら、赤ちゃんがお昼寝をしているときや夜間など、そばを離れずお買い物ができます。なかには1着から送料無料を取り入れている店舗もあるため、外に行かなくてもお買い物を気軽に楽しめます。サイズ展開が多くある洋服店だと、6ヶ月をすぎた頃から着られる上下に分かれている洋服の場合、兄弟や姉妹でお揃いの子供服を楽しむこともできます。
また、どの季節に生まれる、生まれたのかも考えておきましょう。どの季節かによって、半年後の季節に必要なアイテムなどのサイズを大体予測して購入することができるためです。
例えば、4月生まれなら半年後は10月の秋なので、羽織ものは60から70センチのものを購入するといったようになります。