子供服の収納に役立つテクニックとは

子供服を収納するコツ

子供服は毎日使って収納することになりますから、ちょっとした手間が大きなストレスに繋がります。
そのため、余計な手間を省くための工夫が必要です。工夫をすると普段の利便性が向上するだけではなく、子供が自ら着替えて服を収納する習慣が身に付きやすくなります。

まず大事なのは何がどこにあるのか一目で分かるようにすることです。例えばタンスに服を平積みにして入れて下の服が確認できないと、目的の服を探す手間が生まれます。そこで、服が一目で見えるような工夫やジャンル分けを行うようにします。

方法としては服を縦に入れて個別に確認できるようにし、平積みに入れる場合はカラーボックスや透明なケースに入れて側面から確認できるようにします。そして入れる際は取り出しやすいように、あまり詰め込まないことを意識しつつ、ボックスや仕切りを使い、トップスやボトムスなどジャンルごとに分けて入れます。
この時、ラベルをジャンルごとに見える位置に貼っておくと、どのジャンルの服がどの位置にあるのか分かりやすくなります。

また、使用頻度の高い服はハンガーラックに掛ける方法もあります。
ハンガーラックのメリットとしては横幅を取らず省スペースで収納しやすい点が挙げられ、服を掛けることで一目で服の場所を確認できます。さらに畳んだり収納したりする手間が省けるので、子供が自ら服を用意しやすくなります。

服の収納用具に関しては設置場所についても検討することが肝心です。子供が服を準備する時に手助けが必要な場合は、リビングなど一緒に過ごすことが多い場所に置き、子供が自分で行動できるのであれば、子供部屋に置くと良いでしょう。

収納スペースを確保する方法

子供の成長は早く、それに合わせて子供服は増えていきます。そんな時に困るのが収納スペースです。子供服は小さいですが、買い揃えていると大きくスペースを取ることになりますから、対策が必要になります。

まず重要なのは不用な子供服は手放すことです。
サイズの小さくなった服はお下がりにするなどの理由がない場合、スペースを空けるためにも処分する必要があります。
しかし、子供服に思い入れがあるとなかなか行動に移せない方も少なくありません。

そんな時には手放すラインを設けます。
例えば、成長して着られない、ひどい汚れや破れがある、一定期間以上着ていないなどです。そうすることで踏ん切りがつきやすくなります。また、譲る、売ってしまうなど、誰かに活用されるか利益になると思うことで手放しやすくなります。どうしても手元に置いておきたい場合には、リメイクするという方法もあります。カバンやティッシュケースなど、普段使うものにリメイクすることで、思い出の品を残しつつ有効活用できます。長期間使わない子供服は、圧縮袋に収納するのがおすすめです。圧縮することで体積が減り、大幅にスペースを確保することができます。さらに、隙間を活用することでスペースを確保できます。
家具や家電の間には少しのスペースが生まれやすく、そういった場所に省スペースでも設置可能なケースやハンガーラックを置くことで、収納スペースを増やす方法もあります。

DIYで工夫の幅を広げる

子供服の収納において、DIYは知っておいた方が良い知識です。DIYの大きなメリットは自分の目的に合わせて調整できることにあります。部屋の限られたスペースを最大限活かそうと思うと、市販の商品では物足りなさを感じたり不都合が生じたりしますが、そんな時にDIYの方法を知っておくことで、使いやすいように調整を行えます。

DIYは難しいと捉えられがちなものの、初心者でも実践できる手法です。例えば物をつなぎとめるにしても、接着剤や結束バンドといったもので簡単に取り付けることができますし、材料についても用途に合わせたサイズにカットするサービスを行っているところもあります。ワンタッチで取り付け可能なものなど、初心者でも簡単に組み上げやすい商品も増えています。

それからDIYは作るといっても、何かと組み合わせるだけのパターンが多くあります。カラーボックスなどは棚の位置を変えられるためカスタマイズしやすく、子供の背丈に合わせて棒を取り付けることで、子供服用のハンガーラックを作ることができます。移動しやすいようにキャスターを付けるなど、簡単な取り付けだけでもカスタマイズをすることが可能です。

作業時の注意点として、マンションなどでは作業をしていると階下に音が響く場合があるので、下にマットなどを敷き、音漏れを防ぎます。塗料を使う場合は乾きを考えて、できるだけ湿度の低い晴れた日を選びましょう。こうしたDIYの手法を身に付けることで、カスタマイズの幅が広がり、収納スペースをしっかり確保できます。

DIYではアイデアが重要ですが、こうした情報は多く発信されているため、日頃からインターネットなどを使って子供服の収納について情報を集めておくと、より工夫しやすくなります。