哺乳瓶はいつまで消毒する?消毒方法などをご紹介
母親にとって生まれたばかりの赤ん坊は無防備で細心の注意が必要です。特に生まれたばかりの子は免疫が弱いので病気にならないようにする必要があります。では、哺乳瓶はいつまで消毒する必要があるのでしょうか。消毒方法などを紹介します。
哺乳瓶の消毒はいつまでしたらいい?
結論から先に言いますと最低5ヶ月は消毒が必要だと言えます。6ヶ月目に入ると免疫が成人の半分になると言われていますので、一つの目安となります。
確かに3ヶ月ぐらいでも免疫はついてきますが、2、3ヶ月では免疫が弱く、細菌によって病気になったら大変なので辛抱が必要です。
もちろん、個人差がありますので赤ちゃんの様子を見ながら判断することが大切です。いくつかの判断材料がありますが、体重が順調に増えており、下痢や発熱が無いなら健康な証拠だと言えます。
そのような場合は、消毒をやめても大丈夫かもしれません。また、5ヶ月になるとオモチャや指をなめるようになるので、哺乳瓶の消毒をしても意味がなくなってきます。
さらに5、6ヶ月経ちますと離乳食も始まります。離乳食をあげる時にスプーンを使いますが、全てを消毒するのは大変です。
このように考えますと、5ヶ月ぐらい経ったら哺乳瓶の消毒をやめてもいいでしょう。大事なのは他の子と比較しないことです。個人差があるので、本やネットの情報を鵜呑みにしないで、自分の目と観察に基づいて決めることが大事なのです。
子育てにマニュアルはありませんので、臨機応変に対応することが大切であり、そうすることで子育てを楽しむことが出来ます。新生児にミルクをあげる段階はまだスタートですから、いつまでかという事を思い詰めずにリラックスする必要があります。赤ちゃんの笑顔を見たら、疲れもどこかに行ってしまうことでしょう。
哺乳瓶の消毒方法3種類を紹介
哺乳瓶の消毒方法は煮沸消毒、電子レンジによる消毒、薬液消毒を使っての3つがあります。煮沸消毒は、鍋の中に水と哺乳瓶、乳首を入れて火にかけます。昔ながらの方法ですが、少し面倒くさく思えるかもしれません。
5ヶ月続けるのは難しいと感じたら他の方法を試すことも出来ます。電子レンジ消毒は専用容器に水と哺乳瓶、乳首を入れて消毒する方法です。簡単なので、人気がある方法だと言えますが、専用容器を購入する必要がありますので忘れないようにします。
薬液消毒は、専用の薬液の中に哺乳瓶などを入れて消毒する方法ですが、比較的容易に出来るので利用している人も多いです。一番大事なのは毎日のことなので、無理なく続けられる方法を選ぶことだと言えます。煮沸消毒が面倒と感じないなら、節約になりますしいいでしょう。
でも、初めての子供で余裕が無いなら、どうしたら楽に出来るかを考えるのはとても大事なことです。育児ノイローゼになったら大変だからです。最近は子育ての孤立化がありますので、親や配偶者など無理しないで助けを求めることが大切だと言えます。消毒は大切ですが、神経質にならないようにしたいものです。子供の免疫力も徐々に上がってくることを覚えておきましょう。いつまでかは個人で決めることです。
子供が元気に成長しているのであれば、栄養をキチンと吸収している証拠ですから心配はいりません。無理をしないで、楽しくミルクをあげることが出来る消毒方法を選ぶことが大切だと言えます。
便利なグッズも活用しよう
哺乳瓶の消毒に便利なグッズもあります。哺乳瓶用の洗剤もありますので、最初に汚れを落とします。これだけでも消毒しなくていいくらい綺麗になります。
普通の洗剤よりも除菌効果が高いのが特徴です。普通のスポンジでも良いですが、哺乳瓶用のスポンジを使うなら細かい部分も綺麗になります。
本体用と上部用に分かれています。便利グッズの使い方は、容器に哺乳瓶を入れて水と一緒に電子レンジに入れるだけです。容器の口を軽く開けておくことがポイントです。どの方法で消毒するにしても哺乳瓶が熱くなるので、トングを使うことがお勧めです。火傷しないように十分な注意が必要です。便利なグッズとして非常に便利なものは、紫外線消毒器です。機械に入れておくだけで、紫外線で消毒してくれますから便利です。放置しておくだけですから、忙しい方にピッタリと言えます。更には、日光にも消毒効果があります。干物を作るときの網の中に入れて、太陽に当てるなら自然と消毒することができます。
消毒の目的は、体に有害な雑菌を除去することです。実は体に有害な雑菌はそれほど多くありません。いつまで消毒すればいいか、不安に感じるかもしれませんがそれほど神経質にならなくても大丈夫です。でも感染症が流行しているなら、いつもより意識して消毒しなければいけません。
それ以外ならできる範囲で問題ありません。無菌状態にすることは不可能ですし、体に有益な菌もあることも事実です。
まとめ
調べてみて分かったように、哺乳瓶の消毒を止める目安は5ヶ月ごろで大丈夫です。
消毒方法も3つ紹介しましたが、自分に合った方法で行うことが大事です。いつまで消毒するか心配になるかもしれませんが、あまり神経質にならなくても問題ありません。