冬の子供服、裏起毛っている?いらない?
子供に裏起毛着せる派?裏起毛着せない派?
SNSでもちょっとした話題になっている、“子供服売り場が裏起毛ばっかり!”というお話。暖房がきいていたり、床暖房があったりと室内は暖かいこの時期。 外で遊ぶ時は思いっきり動く子供たちは、暑がってすぐアウターを脱ぎたがることも。
子供に着せるには、裏起毛生地のトップスやボトムスは「暑すぎるので必要ない」という声もあります。 また、保育園や学校の中には、暖房が完備されているため 「裏起毛はダメ」「厚着させないでください」と言われることもあるようです。
子供服売り場では、気温が下がるのに応じて裏起毛の商品が増えていく傾向にあるので、 冬でも薄手の長袖トップスやボトムス、綿100%のトップスを買いたい方にとっては、 「裏起毛ばっかり」と感じてしまうこともあるようです。
逆に、裏起毛着せる派からは、「ふわふわで肌触りが良いので子供が気に入って着ている」、 「アウターやインナー、肌着で調節している」という意見も。 裏起毛やなど、肌側が保温性の高い素材になったトップスを着せたい人も多いのですが、 SNSで発信しているのは“裏起毛着せない派”が多いようです。
実は知らない人も多い、裏起毛と裏毛の違い
実際に手に取って購入する店舗であれば、裏側の素材も確認することも多いですが、 インターネットで購入の場合は、裏起毛と裏毛を間違えて購入してしまった、という方も。 そもそも、「裏起毛と裏毛の違いを知らなかった」という方も多くいらっしゃるようです。■裏起毛“うらきもう”とは■
・裏毛の表面を特殊加工し、毛羽立たせたもの。
・ボリュームがあり、空気を含むため保温性が高い。
・ふんわりとやわらかな肌触り。
アウターをすぐに脱ぎたがる子供や、重ね着を嫌がる子供、寒い地域にお住まいの方にとっては助かるアイテムです。 裏起毛より保温性の高いアイテムとして、毛足が長くなめらかな肌触りの裏シャギー素材もあります。
■裏毛“うらけ”とは■
・裏糸をパイル状に編み込んだ、タオルのような生地。
・裏起毛に比べて薄手、ゴワつきにくいので重ね着しやすい。
・夏以外の長いシーズン着ることができる。
暑がりの子供や、厚手のアウターを着る場合、重ね着する場合におすすめのアイテムです。
裏起毛と裏毛。どちらにもメリットがある
SNSでは“裏起毛着せない派”が「裏起毛ばっかり!」と活発にコメントされていますが、 子供服メーカーのデータでは、生産数は裏起毛:裏毛の割合は1:3や3:7など、 裏毛を多く販売しているメーカーがほとんどなんです。裏起毛、裏毛、どちらの素材にもメリットがあるため、外気温や着用シーンに合わせて、 子供に最適なものをセレクトしてあげてくださいね。
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