男の子の子供服はサイズ表記などに注意して購入する

男の子のベビー服を購入する時のポイント

子供服にはベビーとキッズのラインナップがあります。主に0歳から3歳頃まではベビー、3歳から15歳頃はキッズに分類されます。ただし年齢による区分はあくまで一つの基準であり、成長の度合いは個人差が大きいため、女の子や男の子の子供服を選ぶ際にはそれぞれの子供の体型に合わせた一着を見つける必要があります。子供服は大人の服とは違ったサイズ表記になっている場合も多いので、あらかじめ知識を得ておくと役立つでしょう。
国内における子供服のサイズ表記は身長に合わせて記載されており、例えば身長が50cmの時はサイズ50の服がぴったりと合います。メーカーや製造された国によって若干大きさやシルエットに違いが生じますが、身長による表記は一つの指標となっています。
ベビー向けの商品をサイズごとに見ると、サイズ50から60の服は赤ちゃんのオムツ替えや着替えをしやすくなっているものが多くあります。吸水性に優れている素材や柔らかい素材などが使われていて、デリケートな赤ちゃんの肌を守る工夫が凝らされています。サイズ70は座ったりハイハイをしたりし始める頃に着ることが多いため、セパレート式になっているものも見受けられます。サイズ80から90、95の服は活発な動きに耐えられるよう、通気性のあるものや伸縮性のあるタイプが増えます。
乳児期や幼児期はぐんぐん成長する時期にあたるので、男の子のベビー服を購入する際には、サイズ展開が豊富なところを選ぶのがおすすめです。周囲の障害物などに引っかからないよう装飾性のある服は避けて、着脱しやすいものを選択することが大切です。

男の子の子供服は丈夫なものを選ぶ

子供服は主にサイズ100を境目として、ベビーからキッズへと変わります。キッズ用を着用する頃の子供は、ベビー用を着用していた頃より縦に伸びる比率が大きくなります。そのため、キッズ用の多くはベビー用よりもやや細身で、縦長のシルエットです。過渡期ではすぐに大きくなるだろうと一回り大きな服を購入する人も多くいますが、ボトムスなどは長すぎると転倒の恐れがあるので、なるべくぴったりの丈のものを選択した方が無難です。
サイズ100や110以降になるとXS等の表記や号数での表記も増えて、胸囲や胴囲も記載されるようになります。サイズ120を着用する頃は小学校に入学する時期にも該当し、活発な男の子は外で遊ぶ機会も増えるため、体型に合わせて柔軟性のある服や着脱しやすい服を選ぶようにしましょう。また、丈夫で洗濯しやすい素材かどうかを見ておくことも大切です。肌着はコットンなど汗を吸収する素材にして、上に着るものは乾燥の早い化繊にするなど工夫をするのがコツです。
さらにベビーからキッズへと移行する頃には、徐々に子供自身も服に対して好みが表れてくるので、子供の好みも取り入れながら服を選ぶのがおすすめです。最近は男の子の子供服もデザインの優れているものが増えてきているため、サイズ展開だけでなくデザインのバリエーションも豊富なところを見つけると、親子で選ぶ楽しみが増えます。何回か購入をしていくと、子供の体格や好みに合うメーカーが見つかるでしょう。

海外子供服を購入する時注意すること

近年では海外ブランドの子供服も人気がありますが、海外ブランドの子供服は日本のブランドとサイズ表記が異なるため、購入をする時には注意が必要です。
まず、大きな違いは、海外ブランドの子供服は月齢表記となっていることです。例えばベビー用の場合、日本のサイズ60はアメリカで3Mと表記されます。MはMonthを意味し、生後何ヶ月なのかを表しています。月齢表記で気をつけなければならないのは、赤ちゃんによってそれぞれ体型は違うものなので、月齢だけで判断をすると予想よりも服が大きい場合もあるということです。キッズ用の場合も同様に、日本のサイズ100はアメリカで4Tとなります。イメージの相違を避けるためには、メーカーのホームページなどをチェックして、適用身長を確認するようにしましょう。

また、製造されている国ごとにシルエットも変わってきます。着丈は日本製の服やフランス製の服は普通ですが、アメリカ製の服はやや長めです。身幅は日本製は広めで、アメリカ製やフランス製はやや細めです。イギリス製の服は全体的に大きめのつくりとなっています。丈が長かったり身幅が細かったりするとかっこよく着こなせますが、着心地が窮屈になってしまう可能性もあるので、デザインに合わせてもう一回り大きめのものを購入するなど、適宜対処しましょう。
男の子の子供服を選ぶ際には、他にも半袖はゆったりしたものを選んでも良い、ボトムスは丈ごとに選び分けた方が良いなど、アイテム別でもチェックすべき点がいくつかあります。通販などで購入をする際に迷ったら、採寸ガイドが載っていないか、問い合わせはできるかなどを確かめておくと安心です。