子供服の選び方はサイズの確認が肝心
子供服はサイズ表記に注意が必要
子供服を選ぶときは、子供の成長に合った選び方をしなくてはいけません。可愛く着こなせるのはもちろん、動きやすさなどの機能性も考えて適したサイズを選ぶようにしましょう。
アイテムやデザインによっては、長く着ることもできます。
選び方で重要になるポイントは、子供服は身長を基準にして作られていることを踏まえて選ぶ、というところです。
一般的に、子供服のサイズ表記は子供たちの身長で表記されています。
ただし、これは日本の表記であり、海外のブランドでは異なる表記となっていることがあります。
例えば年齢や月齢表記などです。表示されている数字が明らかに異なるため誤って購入してしまう可能性は低いものの、初めて見た場合には何を表す数値なのかが分からないこともあるでしょう。
海外であっても、アメリカやフランスなど、国によっても表記が異なります。
表記方法が分からない場合、まずはそのブランドがどこの国のものかを調べ、その国で一般的に使用されている表記を確認しましょう。
日本と海外では成長スピードに違いがあるのでは、という心配はあまり必要ありません。
日本とアメリカで考えてみると、成人での平均身長には4センチほど差があるとされていますが、12歳程度までの平均身長には大きな差はありません。
これは日本人は骨格の成長がストップする時期が早いとされているからで、子供服を購入する程度の年齢ではあまり深く考える必要はないためです。
とは言っても、年齢だけで見るのではなく、その世代の平均身長と子供の現在の身長を比較して選ぶことが大切です。
アイテムごとに子供に合ったサイズを把握しておく
年齢や月例など、子供服は表示サイズによって選べば必ずピッタリになるというわけではありません。これは同じ年齢であっても一人ひとりの発育が異なるためです。
特に1歳までの赤ちゃんなどは個人差が大きいため、より注意して選ぶ必要があります。
一般的に、子供服の選び方は身長や体重を基準にするのが良いとされています。
しかし、それだけでは胴回りなどが合わない可能性も出てきます。選び方で重要になってくるのは、アイテムごとに探すことです。
Tシャツ、カーディガン、ワンピースなど、服にもいろいろな種類があります。それぞれのアイテムで胴回りや袖回りなどが異なってくるので、アイテムごとにこれくらい、という基準を設けておくと安心です。
可能であれば、アイテムの中でも細かく分類しましょう。
例えばトップスの中でも、ノースリーブの場合、半そでの場合など、細かく確認しておくと誤差が少なくなってきます。
ただし、子供の成長スピードは速く、すぐにサイズが変わってしまうこともあります。そうした時には、半袖のトップスやワンピースなどサイズが多少異なっていても着ることができるアイテムは1サイズ上のものを購入しておく、という方法があります。
半袖のトップスは、長袖と違って袖が短いため、少し大きい程度であれば長さと言う部分ではあまり違和感がありません。1サイズ程度であれば裾の長さはあまり変わらないため、1サイズ上のものを購入して2年ほど着まわす、ということが可能です。
ワンピースも同様ですが、気を付けたいのは切り替えの有無です。
切り替えがあることによってスカートの部分だけがふわりと広がっているとかわいらしい印象を与えることができますが、切り替えの位置が下にありすぎたりするとせっかくのデザインを活かすことができません。
大き目のワンピースを購入する場合には、切り替えが無いタイプを選ぶことがおすすめです。
一方で、長袖はサイズが異なると袖の部分が長すぎてダボッとして見えてしまうといったことになりかねないため、できるだけピッタリのサイズを選ぶようにしましょう。
カーディガンやボトムスの選び方
近年子供服はデザインが多様化し、デザインを重視して購入するという場合にも選択肢が多くなっています。それに伴い、デザイン性が気に入って購入したものの、サイズが合わなかったなど、選び方での失敗事例も発生しやすくなってしまっています。
そうした失敗を起こさないためには、購入する際にデザイン以外にもサイズや素材などに着目することが大切です。
サイズは子供服についている表示を元に選びますが、気にしたいのは首回りや胴回りです。特に首回りはゆったりとしすぎていると肩から下着が見えてしまったりヨレやすくなってしまったりすることがあります。
身長はもちろん、首回りの太さにも注意しましょう。
また、素材にも気を配りましょう。
夏服と冬服では使用される素材が異なり、夏は汗をかきやすいため、通気性の良いガーゼ素材や、タオルにも使用されるパイルなどがおすすめです。
冬は保温性に優れたスムースや伸縮性のあるフライスなどの素材がおすすめです。
このほかにも、襟やフード付きのもの、ボタン付きのものを選ぶ際にも注意が必要です。
特にボタンは動き回る時期になると着せるのに時間がかかったり、もしも取れてしまうと誤飲につながる可能性もあり、年齢によっては不安要素が出てくることもあります。
安全性も考慮した選び方をすることも大切です。