プチプラ子供服の選び方やコーディネートのコツ

プチプラ服のサイズの選び方とこだわりたい機能性

デパートなどで見かける高い子供服はかわいいけれど、子供は成長が早くてすぐにサイズアウトしてしまうことを考えれば、どうしてもプチプラ服で済ませたいと考えるママやパパは多いでしょう。
安いからといってなんとなくで選ぶのではなく、サイズや機能性にこだわって選ぶようにすると良いです。
ちょっとした選び方のコツを押さえれば、プチプラでもおしゃれに、また子供にとって心地よく着ることができます。

まずサイズの選び方ですが、基本的にはほぼジャストサイズを選ぶようにします。子供はすぐに大きくなるからと、ダボダボの大きいサイズの服を選ぶ人がいますが、これは避けましょう。
なぜなら、活発に動き回る子供に大き目の服を着せると、服の生地が摩擦する部分が多くなり、傷みが早くなるからです。
とがった物に長い袖をひっかけて破れてしまったり、長いズボンのすそにつまずいて、転んでけがをしたりするケースも考えられます。
子供服のサイズは、年齢ではなく身長を目安に設定されています。試着ができないネットショップで服を購入する場合は、メジャーなどで子供の身長を測ってからサイズを選ぶのが良いでしょう。

機能性の面では、子供が自分で楽に脱ぎ着ができそうかどうかをまずチェックします。
アウターならマジックテープやファスナーで前を開閉できるタイプ、ボトムスならウエストが総ゴムになっているタイプがおすすめです。
またボトムスは、ウエストの調整がしやすくなっているかどうかも重要なポイントです。ボタンの付いたゴムでウエストのサイズを調整できる服が便利です。

服の素材や生地にも注目しよう

子供は、一般的に大人よりも肌が弱く、刺激に対して敏感なことも珍しくありません。肌に直接触れるTシャツやスパッツなどの子供服は、できれば合成繊維のものではなく、肌への刺激が少ない天然繊維でできたものを選びましょう。プチプラでも、天然繊維素材の子供服は手に入ります。

市販の子供服に使用される天然繊維素材の中で代表的なものは、コットンです。コットンは、Tシャツや布おむつなどに幅広く使われている素材です。吸水性が高く汗を吸ってくれる、また吸った水分を素早く蒸発させるのが特徴です。
柔軟性と丈夫さも兼ね備えているため、遊んで動き回る子供の服にぴったりな繊維です。

コットン素材の中でも、ガーゼ生地を使用したものは、新生児、乳児用の服に多く見られます。ガーゼは通気性が良く、柔らかく軽いため赤ちゃんの服には最適です。ただし伸縮性がないため、活発に動く年齢になった子供にはあまり向きません。

伸縮性のある、いわゆるニット生地で代表的なものには、天竺、フライス、スムースなどがあります。天竺は、横方向に適度に伸びます。さらりとした手触りが特徴で、Tシャツによく使われます。フライスは非常に伸縮性があり、縦横によく伸びるため体にフィットする服に使用されます。スムースは、滑らかな手触りの生地で、シャツやスパッツによく使われています。スムースの伸縮性は天竺とフライスの中間くらいです。ニット生地は他にも、表面に畝があり柔らかさが特徴的なテレコや、表面はしっかりとした生地感ですが反対に裏面は柔らかいダブルフェイスなどがあります。

おしゃれなコーディネートのポイントは色使い

SNSでは子供服のおしゃれなコーディネートをたくさん見かけます。自分の子供にもおしゃれさせたいけれど、どんな風にコーディネートすればおしゃれに見えるのかわからないというママやパパは多いのではないでしょうか。
おしゃれなコーディネートは、実は色使いのルールを守れば簡単に完成します。このポイントを押さえれば、プチプラ服でもおしゃれに見せられます。

色使いの基本ルールは、全身に使う色を3色以内にすることです。頭からつま先まで3色以内におさえると、コーディネート全体が引き締まり、統一感が生まれます。反対に3色以上の色を使うと、コーディネートにまとまりがなくなります。

3色ルールに、配色のテクニックをプラスしてみてください。配色を考える際には、ベースカラーを決めた後にアソートカラー、アクセントカラーの順に3色を決めます。ベースカラーは全身の7割程度に使用する、コーディネートの土台となる色です。アソートカラーは、ベースカラーの引き立て役になる色で、全身の2割程度に使用します。
アソートカラーはベースカラーよりも目立たない、落ち着いた色にするとまとまりやすくなります。アクセントカラーは、コーディネートの引き締め役として、全身の1割程度に使います。アクセントカラーはベースカラーと対照的な色を選ぶと良いでしょう。
例えば女の子のコーディネートで例を挙げると、ベースカラーとなる水色のワンピースに、アソートカラーとなるネイビーのカーディガンを合わせて、アクセントカラーとなる濃いピンクのヘアアクセサリーやシューズをプラスします。